マグロの科学
本日は、自宅書斎にて終日缶詰めになって去年の4月に立ち上げた社)全国鮪解体師協会社(JADT)の事務作業行い、その合間に、マグロに関する関係書物を読みあさっていました・・・
その中の一つに、あの本鮪の完全養殖で有名な近畿大学農学部の教授たちの執筆した「マグロの科学」という本があり、その本を読みながら・・・さかのぼること二年前に爆笑問題が司会のジキル&ハイドというTV番組で近大マグロと天然マグロを私が同時解体し徹底検証した時にご一緒させていただいたことが縁で、熊井教授と知り合いました・・・。
そんなこんなで・・・一昨年の夏に和歌山県は那智勝浦漁港へ行った流れで白浜町にある近畿大学水産研究所まで訪問したときのことを思い起こし・・・熊井教授はたまたま留守だったものの、宮下教授とマグロについていろ
いろな話をしたことを思い出し、書物の内容と照らし合わせながら、完全養殖に至るまでの過程を自分なりに分析してみました・・・
とにかく無から有を作り出す取り組み、生みの苦しみは少なからず、水産業界に飛び込む前に、弱小メーカーとしてパテントの取得から製品化、市場開拓と一連の過程をやってきた身としては、理解できる部分が多く・・・そこで共に共通していることとして、マグロに対する情熱と既成概念にとらわれない発想や行動力かなと感じました