メキシコ産養殖本マグロ
本日はアメリカ国境に近いメキシコ西海岸、カリフォルニア半島の
付け根に位置するエンセナーダで育てられている本マグロのお話
6月~8月にかけてカリフォルニア沖で捕獲される小型の本マグロは
日本近海で生まれ育ったものの一部が太平洋をはるばる横断して
やってきたものと言われています・・・
なお、本マグロは春に産卵し、直後は体力消耗のために肉が落ち
特に腰から尻尾の部分がげっそりと痩せてしまうことから、別名
「らっきょう」と呼ばれ、身の色は赤黒く脂もなく品質が悪くて食べら
れたものではありません・・・
そこで、網で生きたまま捕獲しエンセナーダで一定期間養殖し、充分
に生魚のエサを与え脂をのせたところで冷凍にはされずに、生のまま
最速ルートで日本に空輸されます
ちなみに、このエンセナーダはロサンゼルスなどの大都市までの交通
の便もよく、日本までの空輸にかかる費用も安くおさえられます